東京に来ました

下地イサム

東京に来ました

マイナス12℃の今朝の釧路から、20℃近い東京に移動してきました。
何ですかこの気温差は!ジェットコースターですよ(笑)。
ジェットコースターと言うと今日の飛行機でした。
着陸できない場合は釧路に引き返すか中部国際空港に向かいます、という条件付きのお墨付きだけあって、期待を裏切らないスリル度の高い着陸シーンでした。って、軽々しく言っていますが、ごめんなさい、今日は久々にチキン君でした。
なんでよりにもよってこんな日に飛行機に乗ってしまうんだろう...
などと今までの自分ならこんな風にブツブツ心の中で愚痴っていましたね。でも今の僕は違いますよ。最高じゃないかーパイロット様、あなたは本当に偉い!無事に着陸してくれてありがとう! です。ビビりながらですけど。
自分の力では何をどうがんばったってどうにもならないのが飛行機に乗るということですね。あらためて。訓練を積んで来たパイロットと、絶対に落ちないように死力を尽くして設計されたであろう飛行機に全幅の信頼を寄せて、命を託すことで100%満たされているのが飛行機の中の空気です(多分そうだはず。いやそうでなくてはならない)。人を信じられないような人や疑り深い人だって、飛行機に乗るということそのものが、信頼する気持ちの表明に他なりません。
普段は何も考えないで単なる移動手段として利用していますけど、激揺れを経て無事に着陸した時というのは、あらためて感じるものがあります。パイロット様に年賀状を出したいぐらいです。
それにしてもあの着陸寸前の空気から着陸直後の空気への様変わりようといったら、エンジンの逆噴射並みですね。機内の空気が不安から安心へ一気に変わります。これがたまらない。乗客が吐き出す不安のため息というのは、どんなに空気の読めない人でもバリバリ読めますから(笑)。
何だか変な空気フェチみたいな方向にいってしまうと常に乱気流を求めそうで怖いな。やっぱり安定飛行が一番!
ということで、たかが着陸、されど着陸です。
地に足を着けるというのは、言うまでもなく素晴らしいことです。あらためて!

明日は西大井のタルマッシュでお待ちしております。
おやすみなさい!