これでいいのだ!

下地イサム

これでいいのだ!

石垣島に3泊もしたのは、生まれて初めてでした。宮古島の隣りにありながら、近くて遠い島を思わせる、風景も風習も、言葉も文化も、ライブを聴くオーディエンスの空気感もまるで違う。それを実感した3日間でした。どこか遠い島に来ているような感覚、とても心地いい滞在でした。

島の民謡が流れている商店街には、女子高生たちが笑いながら話をしていて、きいやま商店が流れているお店の前には、オジーが一人で新聞を読んでいる。もしかしたら両方が場所を入れ替わった方が、音楽と佇まいとがピッタリ合うのかな?などと心の中で余計なお節介事を呟いてみたのですが、いや、これでいいのだ!これが島のバランスなのだ!
バカボンのパパがいたらそう言うに違いない。ホント。宮古も同じですけど、島に昔からある、何というか「型にハマらない感」みたいなもの、それはそのまま、何も変わらずにそこにあり続けてほしいものです。
『これでいいのだ』の信念でいいのだ!

さあ、今日は『アイランドラッシュ』でも聴いて寝ることにしよう。
実は翻訳歌詞の一行目に印刷ミスを発見!

「馬の荷物にヤギを積む」
とありますが、
「馬の荷物をヤギに積む」
が正解です。

単純ミスに見えて大きな違いです(笑)。馬の背中にヤギを積むのは、ヤギが暴れさえしなければ、重さ的には容易い事ですが、馬に積むべき荷物をヤギに積むのは大変です。とても無理がある、キャパオーバー!という意味ですね。こちらが本当。その解釈で歌を聴いてみて下さい。歌詞の中身がスーッと入って来るはずです。
って、これは僕らのチェックミスに他なりませんね。申し訳ありません。

歌詞の解説は、きちんと別タイトルでやった方がよさそうですね。わかりました。
ではまた明日!お休みなさい。