ロンドンからハロー

下地イサム

ロンドンからハロー

みなさん元気ですか?
わたくし下地はロンドンにおりますよ~。

12時間に及ぶダイレクトフライトでした。
機内では一睡もできず、少しふんわりとした気分でロンドンに
降り立ちました。

いや~、しかし空港を出てロンドンの街並みを観たとたんに
ぐんぐんテンションが上がりましてね、何でもできるような
気分になっていきましたよ。はは、ワケがわからないですね。

ホテルでチェックインしたところ、
3階のお部屋ですけど、
4階ですから間違わないでくださいね、
エレベーターは無いので階段でどうぞ。
と、
フロントのお姉さんが丁寧な母国語で説明してくれました。

ふんわりとした心持ちのままギターを背負い、超重量級の
スーツケースを抱えて後ろを振り返ると、
狭くて急勾配の階段が、「さぁ上ってみろ」と言わんばかりに、
英国の歴史の重みと風情とを携えて、ドッシリとたたずんでい
るように見えました。
厚手のじゅうたんが、またひときわ美しいのです。

踊り場の無いその階段は、見た目以上に僕らを疲れさせました。
まだ1曲も歌っていないロンドン初日ですけれども、
早くも最大の山場を迎えたかのような、巡礼のような階段上りで、
さすがにくじけそうになりながら、やっとのことで4階の部屋にたどり
着いたというわけなんです。
エレベーターに慣れすぎた日本人を、ロンドンがチクリと戒めたの
かもしれませんね。
ノープロブレムです。

いやいや、
そんなことはどうでもいい話なんです。
とりあえずライブの時間が迫ってきたので、あとは写真を見てください。
のどかでゆったりと、どっしりとした風格のある国に間違いありません。
アビーロードスタジオにも行ってきました。
ライブの様子などはまた次の更新でお伝えします。
シーユー。

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