サタパンビンカニガマ

下地イサム

サタパンビンカニガマ

皆さん、新しいアルバム『スマフツ』を聴いていただいてありがとうございます。
実は「400メートル走実況中継」の反響がすごくて、自分でも驚いてるところです。
ボーナストラックのつもりで、半ば悪ノリで作ったようなもので、解説の訳さえ添付していないことを申し訳なく思っております。そんな手抜き作品にも関わらず、県外の方からも「なんだか聴いていて楽しい」などの声が寄せられています。有り難いことです。話を100%聞き取ることのできる地元の先輩たちからも「笑わせてもらったよ」というような、今までにない声をいただいています。

さて、優勝者「カニガマ」(これは昔の宮古島の男性によく付けられた名前です)のニックネーム「サタパンビン」というのは沖縄本島でいう「サーターアンダギー」のことで、沖縄版ドーナツとも言われるこの定番のおやつを、ジョギング中にもらってしまったことで、ちょっとした悲劇が起きてしまうのですが、実はこれには元ネタとなるストーリーがあります。
10年ほど前にブログに掲載した「ジョギング」というタイトルの物語があるので、明日のブログに再度掲載してみようと思います。その話を踏まえて「サタパンビンカニガマ」のプロフィールに触れていただくと、より一層『スマフツ』のアルバムを楽しんでいただけるかなと思います。
ではまた明日!