島に伝わる言葉

下地イサム

島に伝わる言葉

今日、宮古島の古い書物を何気なく見ていたら、
「ぱり あ ななすぅ ゆ かに」という言葉を見つけました。

直訳すると「畑は七種をかねる」という意味で、
添えられている解説を見ると、畑というものは、その人の努力いかんによって七種類(幾種類)もの作物を育てることができる。反対に、怠け者の畑は一つの作物も満足に作れない。本人の心得次第で、いろいろなことを成し遂げることができるし、地道に一つの道を究めることもできる、と書いてありました。
まさに仰せの通り!身につまされる思いです。何事も自分次第ということですね。怠けずにがんばります。
それにしてもこの短い言葉にこれだけの意味を持たせるとは、島の先人たちは凄いですね。