ISAM’S BLOG

下地イサム

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波に浮かぶ空き瓶

それは紙一重のバランスを保ちながら、
果てしないリスクを背負って浮いている。
その小さな口にひとたび波を飲み込んでしまえば、
底知れぬ深みへと沈んで行く。
どこまでも落ちて行く。
そして二度と浮き上がることはない。

地球環境、世界秩序。
世界経済までもが空き瓶にならないことを祈ろう。

ただ一つだけ我々に出来ることは、
波風が立って凪が崩れないように、
知恵を絞り合って空き瓶を浮かし続けること。
その知恵の力と可能性が、
我々人類にだけは与えられていることも確かだ。

沖縄の夏の一日

今日は県内の小中高生は休み。
毎年訪れるこの日のその意味を考えながら正午を迎えた。
黙祷をし、遠いようでそう遠くもないあの夏の日に思いを馳せる。
平和の世に感謝しながら、それを子や孫達のために残していく責任があることを強く思った。

外に出たら3分とたたないうちに汗が滴り落ちて、身体はすぐに水分を欲しがる。
事務所に着いて冷蔵庫を開け、炭酸水のペットボトルを取り、フタを回すと「プシュっ!」と言った。
その音は何かたまっていたものが一気に噴き出す感触を手に与える。
その音は楽器では奏でることができないだろうと思う。
ギンギンに冷えた炭酸の泡が喉を刺激して、身体中の細胞の一つひとつに入り込んで行くような感じがした。

部屋に置いてあるキーボードの鍵盤が目に入る。
その並びは、白と黒、
という風に単純に分けられないものを持っている。
その白と黒だけで無限の音を奏でることができる。悲しみも喜びも。

父の日

75歳になる僕の父は、
今も現役で魚を捕る。
夕方にたった一人で船を出し、海に出る。
暗い海の上を魚たちと格闘して、
夜11時頃に家に帰る。
リアル老人と海。(笑)
そして自分で捕った魚を自分でさばく。

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養っているのは今はもうヤギだけだけれど、
毎日せっせと彼らにあげる草を刈りに行く。
雨の降る日も風の吹く日も台風の日も。
この責任感のようなものが、
父の元気の源かもしれない。
それは日常のルーティーンの継続。
継続という文字が父の背中には書いてある。
いつまでもその背中を見ていたいものだ。

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